物件(部屋)を契約する際の「注意点・必要書類・費用」
希望の条件に合った新居(物件)が見つかり、賃貸借契約を結ぶこととなった場合でも、その前に「家賃(賃料)の交渉を行いましょう」。
※家賃などの条件交渉は必ず「入居申込み前」に行うようにしましょう!入居審査通過後に交渉すると上手くいかない場合が多く、また大家さん、不動産管理会社に迷惑をかけることになりますからね。
家賃(賃料)の交渉 | |
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最近では情報が広まったのか、家賃の値下げ交渉をする方が増えましたが、ダメもとで交渉することは重要です。
もちろん絶対に家賃が下がるとはいえませんが、大家(オーナー)や物件を管理している不動産業者にしてみても、1日も早く入居者を決めたいですし、基本的に家賃というものは、若干、高めに設定して募集していることが多いので(初めから家賃を低く設定して、すぐに決めようという物件も当然あります)、数千円くらいなら意外と安くしてくれる場合も多いのです。
しかしこの場合でも、こちらから切り出さなければ家賃というものは、まず下がることはありません。
もちろん家賃を下げなくてもすぐに決まる人気物件や、1月~4月までの季節はどのような物件でもなかなか家賃が下がらないかもしれませんし、絶対に家賃の値下げをしてくれない大家さんもいますし、細かい大家さんなどは「家賃の値下げを交渉してくるような人には貸さない!」といった場合もありますので、間に入っている不動産屋さんに「もう少し家賃下がりませんか?」と優しく聞いてみましょう。
※家賃がダメな場合でも意外と?礼金を「2ヶ月⇒1ヶ月」にまけてくれることもありますよ。2年で退去する場合は礼金をまけてもらったほうがお得な場合も多いので、家賃の値下げ交渉が上手くいかなかった場合は、礼金を下げてもらう交渉をしてみてはいかがですか?(家賃の交渉が上手くいった場合は、礼金の交渉は避けたほうが無難です。家賃も下げて!礼金も下げて!というような人には正直、貸したくありませんよね?)
家賃発生日(契約開始日)の交渉 | |
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引っ越す場合は、「旧居の賃貸借契約解約日」と「新居の契約開始日(家賃発生日)」を頭にいれることも大切です。
例えば「8月20日に旧居の賃貸借契約が切れる場合」、新居の契約開始日はできるだけ8月20日付近にしてもらいたいものです。
もしも8月5日に希望する物件が見つかった場合、契約日をいつにするかは別として、通常なら「契約を申し込んだ日から1週間~10日以内(もちろん審査が通った場合)」に契約が開始、いわゆる家賃が発生してしまいます。
ですので8月5日に契約を申し込んで、審査が通った場合は、「遅くても8月15日」から家賃が発生してしまい、5日間余計な家賃を支払わなければなりませんので、契約開始日(家賃発生日)をダメ元で交渉してみてもいいでしょう(暇な時期や不人気物件などは審査通過後、1ヶ月後くらいまで家賃発生日を遅らせてもらえる場合もありますよ)。
ただ、「それなら契約を申し込むのをもう少し待とう」と思っていると、他の人に先に契約を申し込まれてしまう可能性がありますので注意しましょう。
賃貸借契約で必要な費用 | |
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いよいよ賃貸借契約を結ぶこととなった場合、当然、多額の費用が発生します。
ただこれは地域によって異なりますので一概にはいえないのですが、都内の場合ですと・・・
「礼金(2ヶ月分)+敷金(2ヶ月分)+前家賃(1ヵ月分)+仲介手数料(1ヵ月分×消費税)」
となりますので、基本的に家賃の6か月分の費用が最初に必要ということになります。
この費用は契約時、または契約前に支払わなければなりませんので、このことを頭に入れて物件(部屋)を探しましょう。
※家賃の他に管理費(共益費)がある場合、その管理費は敷金・礼金の計算に含まれません。
※敷金は退出時に借主の賃料滞納や物件の損傷・破損などに対する修復費用の担保のために、入居前に貸主(大家)に預け入れをするお金のことです。退出時にそれらを敷金から精算した残額が借主に戻ってきます(賃料滞納、物件に破損などがなければ基本的に全額戻ってきます)。
※礼金は大家(オーナー)へ支払うお礼のお金なので戻ってきません。
※仲介手数料は、その物件(部屋)を探してくれた不動産業者への報酬ですので戻ってきません。
賃貸借契約で必要な書類 | |
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賃貸借契約時に必要な書類は、その物件(お部屋)を管理している不動産業者や、また物件によって異なりますので、必ず不動産業者に確認しましょう。
・本人の印鑑(認印でも可)
・本人の住民票(3ヶ月以内のもの)
・本人の所得証明書(源泉徴収票・納税証明書など)
・連帯保証人の印鑑証明書
・連帯保証人の所得証明書(不要な場合も多い)
・連帯保証人の保証書(不動産屋さんから渡された書類に連帯保証人が署名捺印)
賃貸借契約での注意点 | |
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賃貸借契約を結ぶ前に宅地建物取引主任者から契約するに際しての説明、「重要事項説明」があると思います。
ほとんどの方が聞き流していることが多いのですが、重要事項説明はその名の通り、賃貸住宅を借りるに際して重要な説明ですので、説明をよく聞き、疑問に思ったことなどはその場で質問して、納得してから契約するようにしましょう。
特に敷金については退去時にトラブルとなることが多いので、必ずどのようなことが記載されているかを確認し、納得できない内容の場合は話し合い、退去時の敷金返還トラブルを避けるようにしましょう!
また事前に疑問に思っていることは、契約する前、お金を払う前に確認しておいたほうがよいでしょう。
不動産関連情報 | |
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⇒新居(物件)・不動産会社選びのポイント
⇒お部屋を内見(下見)する時にチェックすること
⇒物件(お部屋)探しは妥協も必要
⇒賃貸借契約の解約手続きの流れ
⇒部屋の明け渡し
インターネットの賃貸住宅検索サイト | |
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